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last updated:2002/11/27
ビューティーなココロでいこう!
 
第11話コタツシキブトン

 おこたの季節がやってまいりました。我が家は冬はコタツをだすのですが、私がお嫁にきたとき「コタツ布団は家にあるから新しく買わなくてもいいよ」と言われてお皿と同様、なんとも古めかしいレトロチックなコタツ布団を自分達の部屋で使っていた。ところが、だんだんシキブトンの真中がうすーくなってきて、下の綿が透けて見え、破れる一歩手前状態になったので、私は何も考えず次の週ごみにだそうと思い、丸めて紐でしばって倉庫に置いていたのだ。それから2、3日して、仏壇のある部屋に見覚えのあるシキブトンが広げられていて、真中には、な、なんと1メートル四方の大きな当て布がされていた。しかもその生地は毛布で…お、お、恐るべし巨大つぎはぎ。なにが怖いって、姑が、わざわざ紐でしばってあったシキブトンを家に持ち帰りそれを広げて部屋でちくちく縫っていた場景を思い浮かべると、「小菊の屈辱ここで果たした…」みたいな…巨大つぎはぎに恐怖を感じるのだ。

 姑はそのシキブトンを今もテレビの部屋に敷いている。きっと、そのシキブトンは姑が生きている間はゴミとして処理されることはないだろう。破れては縫い…破れては縫い…永遠と続く巨大つぎはぎは、私が受け継いでいかないといけないのだろうか…。

 物を大切にすることは当たり前な行為だ。しかし、何事も限度がある。私がこのことにより学んだことは、捨てる時は見つからないように捨てる…ではなくて、巨大つぎはぎになる前に、事前にカバーを敷く。いやー究極のリサイクルを学ばせて頂きました。次は私がつぎはぎに刺繍をさせていただきますわ。心もさることながら、何事にもビューティーでいきましょう。

イラスト
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