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以前、家庭でゴミを燃やすとダイオキシンが発生するという話題が世間を騒がせていた頃、私も子供がいたせいか環境問題に妙に敏感になっていた。この子の将来は私達にかかっているのだ、オゾン層は守らなければ…みたいな。かなり自分勝手に解釈し意気込んでいた。
当時我が家も畑でゴミを燃やしていたのだが、私は極力ゴミを回収に出すようにした。ある日、姑が畑でゴミを燃やしているのを見つけた私は、ここで言わねば誰が言う…いつ言う…今だ…
「おーかーあーさーんーゴーミーはーもーやーしーたーらーいーけーんーのーよーーーー」
しかし、叫んだ声が耳に届かなかったのか、心に響かなかったのか、相変わらず燃やす日々は続いた。
ちょうどその頃、タイミングを見計らったように町内でダイオキシンについての講演会があり私は喜んで参加した。目が血走るくらいにかじりついた。最後に「質問のある方」と聞かれて、唯1人挙手した。前側に座っていたご年配の方々がいっせいに振り返り、一番後ろの席に座っていた私は、この若造はどこのど、どいつだ、みたいな視線を浴びた。
この勉強会で自信をつけ、家に帰ってさっそく姑に話をした。何を言われても言い返せる強い見方の資料が私にはあったのだ。
「お母さん、ゴミを燃やすとダイオキシンが発生して…………将来環境が…」
「もうその頃は私ら生きとらん」
って即答だった。そういうもの?そんなのあり?
パンダの母親が子育て中かなり神経質になるように、私も目の前で燃やすことにかなり神経質になっていたのだ。ビュウティーなココロでいきましょう。どこまでが、ビュウティーかよっ。
おまけ…ゴミで思い出した。新婚時代、キャベツの芯を捨てていたら、次の朝拾われて冷蔵庫の中でご対面だった。キャベツの芯に足が生えてたんだ。にんじんちゃんに会いにきたのかなー、キャベツくんっっ・・・
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