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このコーナーが始まって6回目の今回は、ヨーガの開祖とされている「シヴァ神」について少し触れてみたいと思います。
ヨーガの起源は、4〜5千年前のインダス文明にまでさかのぼります。インダス河流域のモヘンジョダーロ、ハラッパーの古代遺跡から発掘され、それがヨーガの開祖とされているシヴァ神を表していると考えられています。そのころすでにヨーガの瞑想や呼吸法などを実践していたとも推測されています。(参考:成瀬雅春著『ハタ・ヨーガ』/BABジャパンより)
シヴァ神は、ヒンドゥー教の三大神の一つで、ヴィシュヌと並んでヒンドゥー教徒によって熱烈な信仰の対象とされる神です。シヴァはもともと「吉祥」の意味で、シヴァ神の起源は暴風神ルドラの尊称、強烈無比の破壊力をもつものとして表現されます。シヴァ神の住居はヒマラヤ山脈のカイラス山にあるとされ、青白い裸体にトラの皮をまとい、首に蛇をアクセサリーのように巻きつけた姿で描かれています。伸ばし放題の髪は頭上で束ね、毛の中にブラフマーの第五の頭、ガンガー女神も見られます。身体に牛糞を塗り、手には三叉戟が…。額に3本の横線が引かれ、それに加えて額の中央に目が描かれていて、これは第3の目(霊眼)と呼ばれています。シヴァ神の乗り物は、聖牛ナンディン。(参考:菅沼晃著『インド神話伝説辞典』/東京堂出版)
牛といえば、ヒンドゥー教徒にとって牛は最も神聖な動物。道路に寝そべっていたり、ゆっくりと横切っていても、渡り終わるのを待っています。どんなに急いでいても慌てていても、牛が優先なのです。インドへ行ったとき、そのための交通渋滞は当然の出来事でした。牛以外にも道端には、猿や、ブタなどの動物がいて、まさに混沌としたインドの世界でした。
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| リシケシの牛と猿 |
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【森 万葉
プロフィール】
成瀬ヨーガグループ師範科生・当グループ広島支部代表。「趣味の教室ハル」(福山市)をはじめ広島県内各地で講師を務める。他に日本書経画協会広島支部長も。 |
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