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last updated : 2004/12/09
TOKOの本とにおススメ
今月のおススメBOOK
今月のおススメBOOK
『ハーモニーの幸せ』
田口ランディ
角川書店 \1365
サブタイトルは"からだがじいんと痺れるエッセイ集"である。確かに痺れた…心ごとね。私は著者の本をそれほど多くは読んでいない。だけど、雑誌やメルマガなどで目にする彼女の文章には、いつも何か"引っかかり"を感じていた。いつか一冊、何か一冊読んでみよう…そう思いつつ月日が流れ2年前にやっと巡り会ったのが『ハーモニーの幸せ』。これを読み終えた時、私が感じた"引っかかり"の意味がなんとなく分かった気がした。それは"この人、ワタシと似てる…"だった。神経の繊細さ具合が似ている…というと何だかキレイに響く?けれど、ちょっと、否、だいぶココロが病んでる感じが似ているし、感情の振り幅の大きさも似ている。だけど、そんな自分を嫌いじゃないところも似ていて、生きることに夢中な感じも似ているので、文中の至る所で共鳴できるのが嬉しかった。気がつけば、分厚い本にも拘らず一気に読破していた。今でも時々、角を折り曲げているページを読み返しては深く頷くことがある。以下の文章も、そのうちのひとつ。
お金や名誉に関わることが価値があり、そうじゃないものはムダなことだと思い込んでしまっている。いつしか、そういうふうに思うことが癖になってる。やだな、私。不自由だな。
この不自由な思い込みから開放されて、なんでもアリなんだ、って思えたら、すごい集中力が与えられるような気がした。そういうことが突然、起こるような錯覚をもってしまった。
人はみんな好きなことに全身全霊で集中していいんだ。集中することがすごいんだ。完成したものに価値を与えるのは他人だ。自分ではない。だから自分が創ったものはぶっ壊すことができる。他人に規定された価値が、私を心から自由に喜ばせはしない。
line

自分が作った小さな枠組み(しかも不自由な)から一歩踏み出してみること。これが今の私のテーマにもなっている。

【TOKOプロフィール】
岡山県生まれ フリーライター
活字はココロのビタミン剤
落ち着く居場所NO.1は本屋さん
「心に響く声」 葉 祥明「ハーモニーの幸せ」田口ランディ「前田義子の強運に生きるワザ」前田義子「私 何だか 死なないような気がするんですよ」宇野千代「自分の中に 毒を持て」岡本太郎
『心に響く声』
葉 祥明
『ハーモニーの幸せ』
田口ランディ
『前田義子の
強運に
生きるワザ』

前田義子
『私 何だか 死なないような気がするんですよ』
宇野千代
『自分の中に 
毒を持て』

岡本太郎
「スピード整理術」中谷彰宏    
『スピード整理術』
中谷彰宏