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コーヘー |
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2004年3月21日 |
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ヴィー・プラス編集部 |
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哲学者 |
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つい1週間前に、ポンピドゥーセンターに程近いマレ地区へと引っ越してきた。マレ地区といえばもともとユダヤ人街で、今ではゲイの人たちがこぞってやってくるお洒落な地区だ。夜になれば、それらしい人たちがカフェの外にまで溢れて談笑しながら、帰宅途中の僕のほうをじろじろと品定めをするような目で眺める。すべての店が閉まる日曜日でもこの地区は活気を失うことはなく、個性的なカフェ、雑貨屋、洋服屋などが密集していて、お洒落なパリジャン/パリジェンヌのみならず、お決まりの観光コースに飽き飽きした様々な国の観光客で溢れかえっている。
そんなマレ地区に「Les Philosophes(レ・フィロゾーフ)」という名のカフェがある。「哲学者」という一風変わった名前に少しだけ惹かれて中に入って食事をしてみたが、メニューにも内装にも哲学を思わせるところは少しもない。ただ奇をてらっただけの名前かと思いきや、トイレに入ってなるほどと思った。男子トイレと女子トイレの間にはガラス張りの書斎がもうけられており難解そうな本が並べられている。さらに、男子トイレに入ると目の前にはQue
dois-je faire ?(ク・ドア・ジュ・フェール)=「私は何をなすべきか?」の文字が光っていた。一息つけるはずのトイレでも、物思うことを止めないフランス人を皮肉ったともとれるこの店、料理の方はといえば、アントレ(前菜)の魚介スープはおいしかったが、プラ(メイン)の鴨のコンフィはまずまずだった。
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La carte,
s'il vous plait.
Que dois-je
faire ?といきたいところだけど、まずはもっと使えそうな表現から。La
carte, s'il vous plait. (ラ・キャルト、シル・ヴ・プレ)。「メニュー下さい」という意味。フランス語でmenu(ムニュ)というのは、日本語でいう「メニュー」ではなく、前菜、メイン、デザートなどを含んだ「定食」とか「コース」の意味。「キャルト」というのは英語でいうところの「カード」の意味だけど、レストランでは「メニュー」の意味になる。「シル・ヴ・プレ」は皆さんご存知のように英語の「プリーズ」の意味。注意しなくてはならないのは発音。Rの音はタンを吐くように喉を鳴らさなくてはならない。はっきりと「ル」と発音すると通じないことが多い。この発音に関しては後日また。
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