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コーヘー |
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2004年4月28日 |
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ヴィー・プラス編集部 |
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真夜中のパリ |
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最近、生活のリズムが狂ってしまっていて、夜に友達の家に行き、終電に軽く乗り遅れてから、深夜歩いて家に帰るという日々が続いていた。深夜といっても、朝方といったほうが精確なのかもしれない。夜のパリは危なくないのかと言われれば、それは完全に地区によるとしか答えられない。本当に危険な場所も少なからずあるからだ。僕の友人は何度も夜に襲われているし、いつかまた紹介したいけれども、東京よりもはるかに小さな都市であるパリなのに、同じ都市とは思えないくらい風景が違う地区がある。日本に紹介されているモードの都、食の都といったお洒落なパリはごく一部の地区にすぎず、移民街や郊外は時に恐ろしいくらい荒んでいて、殺気立っている。驚きなのは、このお洒落な地区とすさんだ地区というのが地下鉄(メトロ)で5分とか、歩いて20分とかしか離れていない場合があることだ。個人的な体験で言えば、プラダやディオールのあるお洒落なセレクトショップを出て、地下鉄で7、8分移動した駅で、ちょっと頭のおかしそうな人が旅行者らしき人をこれでもかと殴ったり蹴ったりしていた。僕にとってパリというのは、この落差だと言える。さておき、危険といわれる通りを詳しい友達に聞いて、微妙に避けながら、深夜4時過ぎにパリの街を歩いて家に帰った。夜の街の光景は、たしかに日本とヨーロッパでは違うと思う。もちろん地区にもよるが、たいていは優しい暖色の照明が石畳の道を照らし、通りにはよく眠った浮浪者を除いて人の気配は無い。コンビニの過度に人工的な蛍光灯の光りも、とげとげしいネオンもなく、何かが起こった後のような少し不穏な光景がただただ続いていく。
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