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コーヘー |
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2004年5月8日 |
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ヴィー・プラス編集部 |
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ポンピドゥーの図書館 |
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1969年、時の大統領ジョルジュ・ポンピドゥーが大文化センターを建設することを決定し、1977年に開館したのがポンピドゥーセンターだ。ポンピドゥーについては前にもう触れたのだけど、今日はポンピドゥーの図書館について少し。
ポンピドゥーに図書館があることは、旅行者の人はたいてい知らない。図書館の入り口はセンターの裏手にある。どんな人間にも開かれていることもあって、冬は暖をとりにきた浮浪者の姿が目につくし、スリや泥棒も少なからず紛れ込んでいるらしい。そうした訳で、図書館の中では奇妙な光景が繰り広げられる。オーディオ・ビジュアルのコーナーではモニターに向かって少し難しそうな映画を見る浮浪者がいたかと思うと、地べたに寝転がって本を読むお金の無さそうな若者の姿があり、そんな中を何かを物色するような眼差しでうろつく怪しげな人間がいる。図書館はこぎれいで、本や雑誌も結構あるし――もちろん国立図書館とは比べることはできないけど――、机と椅子の数も相当あるのだけれども、さっきも言ったように全ての人に開かれているため、ポンピドゥーの裏手には図書館に入る為の長蛇の列ができていることがよくある。写真は、その列にならんで撮ったものだ。ポンピドゥーの美術館に足を運ばれる旅行者の方は、そのついでに裏手に回って図書館に入ってみていただきたい。美術館で芸術の都パリを味わった後に、図書館ではもう一つのフランスの現実の光景が待っている。階級(浮浪者、住居不定者)、人種の多様性(あらゆる人種がこの大きな箱の中で机をともにしている)、そしてそれらを越えてすべての人に開かれている文化だ。しかし、ここでは落ち着いて勉強はできない・・・。
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