ヴィー・プラス  
ホームページへ! あなたの知識や知恵にプラスな情報おおしえします。 あなたのグルメライフにプラスしてほしいオイシイ情報。 ココロもカラダも美しくなることいっぱい! 映画、音楽、旅行・・・暮らしのスパイスはこちらから。 ちょっとしたプラスが大きな差を生む・・・ステキなインテリア情報。
<BBS> <Editor's Diary>
last updated : 2004/05/10
コーヘーのパリメール
府中市出身パリ在住のコーヘーが、パリでの暮らし、今のパリの様子などを毎週届けてくれます。
後半のプチ・フランス語講座もお見逃しなく!
 
From コーヘー
Date 2004年5月8日
To ヴィー・プラス編集部
Subject ポンピドゥーの図書館
 
photo  1969年、時の大統領ジョルジュ・ポンピドゥーが大文化センターを建設することを決定し、1977年に開館したのがポンピドゥーセンターだ。ポンピドゥーについては前にもう触れたのだけど、今日はポンピドゥーの図書館について少し。

 ポンピドゥーに図書館があることは、旅行者の人はたいてい知らない。図書館の入り口はセンターの裏手にある。どんな人間にも開かれていることもあって、冬は暖をとりにきた浮浪者の姿が目につくし、スリや泥棒も少なからず紛れ込んでいるらしい。そうした訳で、図書館の中では奇妙な光景が繰り広げられる。オーディオ・ビジュアルのコーナーではモニターに向かって少し難しそうな映画を見る浮浪者がいたかと思うと、地べたに寝転がって本を読むお金の無さそうな若者の姿があり、そんな中を何かを物色するような眼差しでうろつく怪しげな人間がいる。図書館はこぎれいで、本や雑誌も結構あるし――もちろん国立図書館とは比べることはできないけど――、机と椅子の数も相当あるのだけれども、さっきも言ったように全ての人に開かれているため、ポンピドゥーの裏手には図書館に入る為の長蛇の列ができていることがよくある。写真は、その列にならんで撮ったものだ。ポンピドゥーの美術館に足を運ばれる旅行者の方は、そのついでに裏手に回って図書館に入ってみていただきたい。美術館で芸術の都パリを味わった後に、図書館ではもう一つのフランスの現実の光景が待っている。階級(浮浪者、住居不定者)、人種の多様性(あらゆる人種がこの大きな箱の中で机をともにしている)、そしてそれらを越えてすべての人に開かれている文化だ。しかし、ここでは落ち着いて勉強はできない・・・。

photo photo

今週の表現 今週の表現

「疲れた」という表現。ふつうは(ジュ・スイ・ファティゲ)と言う。(ジュ・スイ・クルヴェ)は字義通りの意味は「私は死んだ」という意味。日本語でも「死ぬほど疲れた」と言うとおり、くたくたに疲れたという意味。ルの音がRなので発音に気をつけたい。他にも(ジュ・スイ・エピュイゼ)や(ジュ・スイ・クラケ)など数多くの表現がある。美術館を巡って、図書館に入るのに並んで、図書館で勉強してでてきたら必ずどんな人でもだと思う。ちなみにというのは女性形。形容詞や動詞の過去分詞を女性形にするには最後にeをつける。主語が男性の場合はで女性の場合は


バックナンバーはコチラ

 
 
【コーヘーprofile】
パリ4区在住。府中市出身。20世紀フランス文学を研究。
コーヘー