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コーヘー |
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2004年6月19日 |
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ヴィー・プラス編集部 |
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モナリザ |
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ルーブル美術館です。旅行者だろうと、住んでいる人であろうと、パリを通り過ぎるあらゆる人達が必ず訪れるような場所の一つではないだろうか。イギリスから来た友人といっしょに久々にそのルーブルへ行ってみた。友人はわざわざ高いお金を払ってユーロスターに乗ってパリまで来ているのだから、パリをなんとか満喫しようとやる気満々の様子。そういう人といっしょでないと、足を運ぶ前からあまりの作品の多さに少々げんなりしてしまうというのが以前の自分だった。確かに今でもこのクラスの大きな美術館には、入る前からわずかな疲労感を感じてしまうのだけど、自分の好きな時代や好きな作家、作品などがはっきりとしてくると、美術館に行くことはさほど苦ではなくなるどころか、自分の好きなブランドショップに洋服を見に行ったり、好きな映画を見に行ったりするのと変わらない感じになる。つまり気が楽になるわけだ。好きなものというのは常に変わるわけだし、好きな作家・作品の近辺にある作品が好きになってくることだって多いにある。だから、この気楽さは少し大事な気がすると思う。
しかし、好きなものを堪能するといったことを時々忘れさせてしまうのもまた美術館の持つ性質ではないだろうか。ちょっと意地悪な人がやりそうだけれど、写真に撮ったのはあの「モナリザ」の前に並ぶ鑑賞者の群れ。皆、この名作を好き嫌いに関わらず、なんとか自分のフレームに入れ、自分がこの名作に立ち会ったことを人に証明しようとカメラのレンズを覗いている。写真を撮った人は満足気な顔で、次の部屋へと進んでいくわけだ。この名作は、レンズ越しに見られるばかりで、決して実物の絵具の具合や陰影などに目をやる人はいない。だいたい、今では写真をとる鑑賞者が立ち止まるのを避けるために、簡易柵が設けられて、「次に進んでください」と美術館スタッフが声を荒げている。この少しグロテスクな光景を写真に収めて見ました。好きな絵画を見つけて、それを堪能するというのは最早アナクロなことで、そうした好きなものをパッと一瞬の瞬間に収めて、所有したつもりになり忘却していく、そちらの方が現代的な行為なのかもしれない・・・。
あとは美術館内から見た、美術館入り口にある透明ピラミッドと公園の写真。よくポストカードとかで見かける光景ですが、一応載せておきます。
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