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なるほど、Windowsユーザーなら誰でも疑問に思う事かもしれませんね。
これを語りはじめると長くなりますので簡単にお答えいたしますが、と言うよりMacとDTPの事が分からないとチンプンカンプンなお話になるかもしれませんので簡潔に言うと、早くからのGUI操作、ポストスクリプト言語のサポート、グラフィック系を中心としたアプリケーションの充実などでしょう。今でこそWindowsもMacと変わらない操作性になりましたが、(実はまだほど遠いですが)それもつい最近のことです。Macはそれより10年以上も前に今のインターフェイスを確立していたのですから、スゴイ!としか言い様がないですよね。つくづくどうしてMacが一般的なOSとして浸透しなかったのだろうと残念でなりません。Adobe社のPhotoshopやIllustratorはご存知かと思いますが、数年前までWindowsにはありませんでした。現在はほとんどのDTPソフトがWindows版も発売されましたが、これだけ印刷業界でMacが浸透してしまった今では完全にWindowsに切り替えるということはまず無理でしょう。これからWindowsDTPを始めるというのであれば制作サイドはチャンスかもしれませんけどね。実際私のところにもお客様から相談や依頼がよく来ます。入稿時にきちんと確認すれば問題ありません。しかし、デザイナーさん達に言わせると、Macにこだわる大きな理由の一つが「書体の美しさ」だそうです。私もたまにWindowsで制作されたチラシやパンフレットは区別がつきます。文字詰めやバランスがやはりMacとは違うからです。まだまだ業界の事情はたくさんありますがこのくらいにして。
ではなぜMacはWindowsより早く現在のインターフェイスを確立しながら市場を奪われてしまったのでしょうか。1つはやはり価格の問題が大きいでしょう。Macを使うにはアップル社しか選択肢がありません。Windowsと言ってもOSの事で、正確には「AT互換機」と言います(PC98もありますが)。アップル対その他全メーカーという訳ですから、普及率は目に見えています。実は数年前パイオニアなど数社からMacOS互換機が発売されましたが、あまりに莫大なライセンス料に悲鳴を上げて現在は全て撤退してしまいました。Windowsが数万円で購入出来るようになった現在もiMacでさえ10万円を切る物はありません。でもiMacが発売された時は「マックが30万円以下で買えるなんて夢のようだ!」と、喜びつつ、それでも買えない自分が情けなかったのを思い出します・・・以上。
それでもなぜMacか?と言われれば一番大きな理由はポストスクリプトでしょう(EPSデータもこの一種です)。DTPとは切っても切れない関係です。こいつのおかげで今日のDTPが存在し、Macを強いられる原因でもあります。結局はソフト的な理由でMacが選ばれ、印刷屋さんの事情で制作者もMacを使い、業界はMac信者で溢れかえっているわけであります。そういうことで当分の間は『MAC=仕事用・プロ』『WIN=個人用・素人』という位置づけは変わらないでしょう。
* DTP=Desk Top Publishing
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