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ここのところ立て続けに、防犯ガラスについての問い合わせをいただきました。
やはりこんな時期になると、窓やドアも開けっ放しの時間が多くなり、防犯面が緩みがちです。以前では考えられなかったような犯罪も増加しており、一般の家庭でもセキュリティシステムの導入も珍しいことではなくなりました。防犯意識の向上はいいことです。でも、自分たちでできる範囲としては、どこまで対策を立てたらいいのでしょうか。今回はそこを考えてみましょう。
日常的に外出時は「戸締り」をして、「電気を消して」出かけます。
まず、この「電気を消して」について。
夜、真っ暗にして出かけると、かえって留守であることをアピールしているようなもの。家族で夜食事に出るようなときは、リビングやキッチンに小さい明かりをつけて行きましょう。スタンド1個でも、壁付き照明1個でも、中から明かりが漏れていると入りにくいものです。
また、昼間から出かけて夜遅くなるときもそれをつけて出るということも大事です。あまり煌々と明るくなくてもいいです。そして少しカーテンもルーズに閉めたくらいで。
それが毎日という方は、タイマーやセンサーで勝手に照明が点灯するものが良いでしょう。午後6時になったら点灯するとか、ある一定の照度になったら点灯するもの。商品的には主に外のライトに多いです。それを植え込みや塀で外から死角になる部分とか、大きい窓の上などに。明るいと悪いことは、やりにくいものです。
「戸締り」についてはどうでしょう。
あるデータによると、一戸建てへの侵入個所は75%が窓だそうです(マンションは18%)。つまり、一戸建ての方は戸締りを厳重にして破られないようにすれば、最大の対策となるわけです。おまけに、ガラスを破るときに気をつけることとしては、「なるべく音を立てないように」、「2分から5分以内に」実行することらしいですよ。
ですから、裏を返せば開口部を「5分以内」に「音を立てないよう」に破られないようにすればいいんです。
ガラスの種類 / 安全に配慮したガラスの用語集
| 合わせガラス |
2枚の板ガラスの間に特殊なフィルムを挟んであるので、破片が飛び散りにくく、耐貫通性に優れる。 |
| 強化ガラス |
熱処理により、圧縮応力層をつくり、同じ厚さのフロート板ガラスの3倍の強度をもつ。万が一割れても破片が小粒になるので、鋭利断面にならない。 |
| 合わせ強化ガラス |
合わせガラスと強化ガラスの長所を併せ持つもの。 |
| 倍強度ガラス |
同厚フロート板ガラスの2倍の強度。破片は普通のガラスが割れたときと同じく鋭利。風圧・熱割れリスク対策に用いる。 |
| 網入り・線入りガラス |
万一の破損時の飛散防止用に。 |
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以上をふまえて、防犯ガラスの定義
定義:P2A以上かつ、P2K以上の基準を満たすもの
を防犯ガラスと呼びます。
>>詳しい資料はコチラ
つまり、防犯ガラスというのは30ミル(ミルは厚みの単位、約0.76o)以上のフィルムを挟んだ合わせガラス、または防犯合わせガラスを用いた複層ガラスの仕様といえます。
こじ開け、打ち破りがもっとも多い方法ですが、フィルムを挟んでいるために、ものが貫通しない、つまり、侵入に時間がかかるというものです。
防犯ガラスに全て換えると予算的にかなりになってしまう場合、防犯フィルムというものを室内側に張る方法もあります。これもガラス屋さんに相談すればOKです。しかしフィルムは若干厚みがあるので、窓ガラスの透明感は少し落ちます。トイレやキッチンなどの設備の窓などでは有効でしょう。
先日ネットで防犯カメラを探していて、ダミーの防犯カメラを見つけました。いかにも作動中のように乾電池で、赤い運転ランプ(点滅!)まで付くんです。
これを玄関先や軒先なんかに取り付けておくのもいいでしょう。実際に本物ではなくても、この家は防犯に対する意識が高いというアピールをするのは大変有効なことだと思います。
でも…。自分も気をつけたいと思っていることを蛇足ですが。
職業柄お客様のお宅に伺うことも多いのですが、玄関のドアを失礼して一歩出た途端、背中で「がっちゃん」と鍵を閉められるのは、非常に悲しいものがあります。それまでどんなににこやかに打ち合わせが進んでいたとしても、わたしのこと、きらい?って思ってしまいます。せめて鍵のガチャリ音が聞こえないところまで行ってから、かけ忘れのないようにお締め下さい。そのほうがエレガントだと思うのですが…。
私はピザの宅配のお兄さんのバイクの音が遠くになってから締めるようにしています(悲)。
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