ヴィー・プラス 
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last updated:2005/03/04
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インテリアコーディネーター水木先生によるインテリアレッスン。
あなたの毎日に即お役立ていただけるアイデアが満載です。
住生活向上委員会
interior plus one
 
第70回
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 ホームシアターに手が届く!
 

特に女性は機械ものがよくわからないということもあり、ご主人がいくら力説しても、例えばオーディオの高価なものたちはなかなか決済が下りないらしい。プロジェクターだの、サラウンドだのも、なんだか大掛かりで贅沢品だし、なんとなくマニアック。私なんか、そんなものを楽しむ時間なんてないんだから、あなたもちょっとは考えてください!なんてやぶ蛇にもなりかねない様相。
興味が無いということは、その入り口に立っても入ろうとすることさえない。でも、興味のアンテナを伸ばすきっかけがあればきっとご主人の話しにも耳を傾けることができるもの。いったい、いま世の男性が心の中で欲しい!と叫んでいるホームシアターなるものはなんだろ、今日はそこをお教えします。

TVで盛んに「地上デジタル放送」といっています。BSデジタル放送はもう始まっていますが、この地上デジタル放送は、簡単に言えば今見ているTV放送の配信システムが変わるということです。そして2011年にはアナログ放送という今の配信システムがすべて終了します。
デジタル放送になるということで、その音も5.1チャンネルという方式になります。
独立した音声で、立体的により臨場感が増す、というものですが、これは体感してみないとわかりにくいかもしれません。例を挙げると、今までの放送だったらジェット機が通り抜ける時、左から右へ通過する感じはわかったと思います。これは2チャンネルという方式です。それに比べて5.1チャンネルということになると、自分の座っている位置の後方から前方へ頭上を通過する感じがあるわけです。そう、映画館と同じです。
つまり、それを楽しむためにはそれを再現できるスピーカーシステムが必要だということになります。
それが5.1チャンネルサラウンドシステムなのです。DVDを借りてみたら、そこに5.1チャンネル、と書いてありませんか?家の中にそういった設備があれば、映画監督が意図したままの効果が家で再現できるということなんです。

新築や改装でそのスピーカーを天井や壁に埋め込むというケースは増えてきています。それはここ1、2年で急激にさらに伸びるでしょう。そうでなくても、天井に吊ったり床に置いたりすることもできます。
しかし、そろそろ改装かな、という方、ぜひ今回天井に埋め込んでみて下さい。
また、空き部屋が物置になっている方、シアタールームにしてみませんか?

5.1チャンネルというのは、基本の形としては、自分が主に座って聴くところを中心に、前に3つ、後方に2つスピーカーを設置します。このスピーカーからは同じ音が出ているのではなく、セリフ用、効果音、音楽用などそれぞれ独立しており、それが相まって立体的に聞こえるというもの。0.1というのは、ウーハーで、これは低音のみを担当します。スピーカー5個とウーハー1個で、これが5.1チャンネルです。
では、価格は?そんなにいいものならやっぱり高いのでしょう?
いえいえ、思ったほどではないんです。機材としては、5.1チャンネルのシステムに必要な5個のスピーカーと1個のウーハー、接続するケーブル、アンプが1台、これだけが必須です。このパックを持っている音響メーカーは多いです。だいたい標準的なもので、20万円くらいが中心。エアコン1台くらいの金額でしょ?(これにその部屋の改装に伴う工事費用が加わります。これはケースによって違ってきます。)

「ホームシアターファイル」
「ホームシアターファイル」
音元出版 >>HP

これが毎日体感できるのなら、コストパフォーマンスは満点だと思いませんか?配線もそんなに複雑なものではないので、工事費もそんなにかかりません。
あとは、映像を写すものとして、液晶TVかプラズマTV、プロジェクター&スクリーン、再生する機器としてDVDプレーヤー。もうすでに持っている人は不要です。
なんとなく理解できました?それ専用の雑誌も出ていました。ぜひチェックしてみて下さい。

今、おじさん世代が熱いの、ご存知ですか。「遊ぶ」ということが悪いこと、不良モノ、そんな時代に青春を生きてきた世代。だからこそ、死ぬ気で遊んだ、本気で遊んだ世代。ホンモノの余裕を知っている大人、そういう世代の心を掴む雑誌が次々と創刊され、また、そのおしゃれな生き方みたいなことに共感するのか、よく売れているらしいです。今までこれからの市場は女性がカギを握るといわれていましたが、いよいよおじさんも黙ってはいないよ、ってことでしょう。
本物を知っている世代だからこそ、いい遊びを知ってるからこそ、自宅で本格的な映画を楽しめる空間、持ちたいです。若い世代だけではなく、熟年世代も含め、ホームシアター、きてます。

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Sei Mizuki
水木 聖

インテリアコーディネーター。'88年から某大手住宅メーカーで一般住宅や展示場を多数手掛ける。季節感を取り入れた自然と融合した空間創りがポリシー。食べること、飲むことが大好きでテーブルコーディネートも。現在フリー。

 
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